かごしま文化財事典

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薩摩川内市入来町の木造阿弥陀三尊像 附 木造僧形立像

さつませんだいしいりきちょうのもくぞうあみださんぞんぞう つけたり もくぞうそうぎょうりゅうぞう

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薩摩川内市入来町の木造阿弥陀三尊像 附 木造僧形立像

さつませんだいしいりきちょうのもくぞうあみださんぞんぞう つけたり もくぞうそうぎょうりゅうぞう

三尊像は,顔立ちが美しく,体部の衣文表現(服装の表現)なども細部まで行き届ています。鎌倉時代13世紀半ば頃に,快成あるいはその工房で作られた可能性が考えられます。

木造僧形立像は,三尊像にやや遅れて造られたと考えられますが,作柄は優れており,鎌倉時代後期から室町時代(14~15世紀)頃に造られた考えられます。

廃仏稀釈を免れた優れた仏像彫刻として貴重なものです。

指定年月日

令和7年4月30日指定

所在地

北薩エリア

薩摩川内市

入来町浦之名33番地(入来郷土館)

関連サイト

薩摩川内市内の指定・登録文化財等

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